【初心者向け】アライアンスとは？マイル貯まる陸マイラーにお勧めはどこなの？

アライアンスとは

アライアンスとは英語で、直訳すると「同盟」「縁組」「連合」などを意味します。

世界の航空会社では、利用者の乗り継ぎなどの利便性の向上やマイレージシステムの共通化を図るためにアライアンスを組んでいます。

航空業界におけるアライアンスは、3つに分かれていて、世界の航空会社のほとんどがいずれかに所属しています。

わかりやすくいうと、航空会社それぞれは別の会社であり独立はしているものの、お互いに協力して効率よく運営するためにグループを組んでいるということになります。

 

航空会社3つのアライアンスとは

世界の航空会社のアライアンスは、3つあります。

• スターアライアンス
• ワンワールド
• スカイチーム

 

アライアンスのメリット

アライアンスには航空会社側にも、私たち利用者側にもメリットがあります。

 

アライアンスのメリット（航空会社側）

• 共同運航（コードシェア便）で効率のいい運営

同じアライアンスに加盟している航空会社同士が同じ路線を発着させていることがあります。

例えば、東京ーホノルル（ハワイ）は、同じアライアンスメンバーのANA(全日本空輸)とユナイテッド航空も路線があります。

仮にそれぞれの便に予約している人数が少なければ、ANAとユナイテッド航空それぞれが1機ずつ飛行機を飛ばして2機にする必要はなく、協力して1機の飛行機を飛ばすことがあります。

これを共同運航（コードシェア便）といいます。

同じ発着路線なら、航空会社にとってはムダがなく効率的ですよね。

航空会社がこのように経費を抑えた運営をすることは、航空券の代金やサービスにも影響することになると思いますので、延いては私たちにとってもメリットになると思います。

• 航空会社の空港ラウンジ

どの空港にも航空会社のラウンジが設置されているものです。

ただし、どこの航空会社においても、発着している世界のすべての空港にラウンジを設置することは出来ません。

そんなときもラウンジの利用条件を満たしていれば、同じアライアンス内の別の航空会社のラウンジを利用することも可能です。

例えば、ユナイテッド航空の便を予約しているが、空港によってユナイテッド航空のラウンジがないこともあります。

そんなときにはANA（全日本空輸）のラウンジを利用することも可能です。

また、大きな空港ではANAとユナイテッド航空どちらもラウンジを持っていますので、その場合は両方のラウンジを利用することが出来ます。

 

アライアンスのメリット（利用者側）

• マイルの共通化

私たち利用者の最大のメリットは、マイルが共通化されていることだと思います。

旅行や出張の際に目的地によって、乗りたい航空会社の飛行機が必ずしも就航しているとも限りません。

そんなときも同じアライアンス内の航空会社なら、自分にとって都合のいい方のマイルを貯めることが出来ます。

どういうことかと言うと、例えばユナイテッド航空の飛行機に乗ったとしましょう。

でも、普段あまり利用する機会はなかったとします。

そんなときには、同じアライアンスメンバーのANA(全日本空輸のマイルを貯めることが可能です。

もちろん一回の利用分を両方の航空会社のマイルとして貯めることは出来ませんので、どちらか都合のいい航空会社を選んで登録することで効率よくマイルを貯めることが可能です。

もちろん貯めたマイルは、同じアライアンス内の特典航空券（無料航空券）の予約が可能です。

 

• 空港ラウンジの利用

空港のラウンジの設置については、航空会社側は運営上のメリットでもありますが、私たち利用者側は同じアライアンス内であれば共通して利用できるということになり、世界の多くの箇所で広くサービスを受けられるメリットがあります。

ではここからは、3つのアライアンスそれぞれについて解説していきます。

 

スターアライアンス

3つのアライアンスの中では、いちばん多くの航空会社が加盟しています。

日本の航空会社では、ANA(全日本空輸)が加盟しています。

スターアライアンス加盟航空会社：26社

画像：スターアライアンス

• ANA（全日本空輸）
• アドリア航空
• エア・カナダ
• エアチャイナ
• エア・インディア
• ニュウジーランド航空
• アシアナ航空
• オーストリア航空
• アビアンカ航空
• ブリュッセル航空
• コパ航空
• クロアチア航空
• エジプト航空
• エチオピア航空
• エバー航空
• LOTポーランド航空
• ルフトハンザ航空
• スカンジナビア航空
• シンセン航空
• シンガポール航空
• 南アフリカ航空
• スイスインターナショナルエアラインズ
• TAPポルトガル航空
• タイ航空
• ターキッシュエアラインズ
• ユナイテッド航空

ANAのマイル提携航空会社

スターアライアンスには加盟していないものの、ANAがマイレージ提携をしている航空会社があります。

• ガルーダインドネシア航空
• フィリピン航空
• ベトナム航空
• アリタリア航空
• バージンアトランティック航空　などがあります。

詳しくは、こちらからANA提携航空会社(マイレージ提携)　確認できます。

 

ワンワールド

日本の航空会社では、JAL（日本航空）が加盟しています。

ワンワールド加盟航空会社：13社

画像：ワンワールド

• JAL(日本航空)
• アメリカン航空
• ブリティッシュエアウェイズ
• キャセイパシフィック航空
• フィンランド航空
• イベリア航空
• ラン航空
• マレーシア航空
• カンタス航空
• カタール航空
• ロイヤルヨルダン航空
• S7航空（シベリア航空）
• スリランカ航空

JALのマイル提携航空会社

ワンワールドには加盟していないものの、JALがマイレージ提携をしている航空会社があります。

• ハワイアン航空
• ジェットスタージャパン

詳しくは、こちらからJALマイレージ提携航空会社　確認できます。

スカイチーム

スカイチームには日本の航空会社は加盟していません。

スカイチーム加盟航空会社：19社

画像：スカイチーム

• アエロフロート・ロシア航空
• アルゼンチン航空
• エアロメヒコ航空
• エアヨーロッパ
• エールフランス航空
• アリタリア航空
• チャイナエアライン
• 中国東方航空
• チェコ航空
• デルタ航空
• ガルーダインドネシア航空
• ケニヤ航空
• KLMオランダ航空
• 大韓航空
• ミドルイースト航空（中東航空）
• サウディア（サウジアラビア航空）
• タロム航空
• ベトナム航空
• 厦門航空

アライアンス選びのポイントとマイルを貯めるおすすめのエアライン

1. 利便性

よく利用される空港もしくは路線の航空会社が加盟しているアライアンスがおすすめです。

もしくは行きたい目的地に就航している航空会社の入っているチームを選ぶといいと思います。

　2.マイルの貯めやすさ

陸マイラーの観点から申し上げますとANAがおすすめです。

飛行機に乗って貯める可能性の低い方は、ANAマイルを貯めることをお勧めします。

陸マイラーとしては、ANAもしくはJALのどちらも貯めることは可能ですが、初心者はANAマイルがおすすめです。

ANAをおすすめする理由

現在のところ、陸にいて日常的にマイルを貯める方法はいくつかありますが、ポイントをマイルに移行する際に、日系の航空会社ならANAの方がJALよりも換算率が高く貯めやすくなっています。

マイルは貯めることを目的としていませんが、ある程度まとまったマイルを貯めないことには使うことも出来ません。

貯め方の要領をマスターしてマイルを貯めて、一度でも特典航空券に交換して、楽しい旅を経験して頂きたいのです。

マイルを使った旅行は、お金を支払っていく旅行とはまた違った感覚があります。

マイルは使って初めてマイルの面白さが理解できると思います。

私の選んだアライアンス

私ももちろんANAのマイルを貯めることから始めました。

マイルを貯めたことで、お金をかけずにファーストクラスの航空券と交換することも出来ました。

このファーストクラスのチケットは、100万円以上の価格で販売されていました。

ですので、こだわりない方・発着路線に不便のない方には、ANA一択でおすすめします。

まとめ：アライアンスとは？

アライアンスとは連合を意味する言葉であり、世界の航空会社には大きく分けると3つの航空会社の連合がある。

日系の航空会社では、2社が加盟している。

それぞれの加盟会社は、

ANA →スターアライアンス

JAL→ワンワールド

よく乗られる路線（航空会社）がある場合はもちろん、そちらがお勧めです。

これから陸マイラー活動を始める方には、スターアライアンスがおすすめです。

アライアンスが決まったら、入会するマイレージクラブ（航空会社）を選びます。

ANAマイレージクラブについて、紹介する記事がございます。

ぜひお読みになられて入会をおすすめします。

ANAマイレージクラブとは？費用はかかる？年齢制限は？入会前に知りたい！メリット・デメリットとは？

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。