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ANA SKYコインとは?貯め方・使い方は?特典航空券よりお得な場合もある 知っておきたいANA SKYコインの使い道 

 2019/10/19 マイル入門 陸マイラー初心者向け  

第6回 ANA SKYコインの貯め方・使い方

今回は、ANAマイレージクラブ入門講座の第6回目「ANA SKYコインの貯め方・使い方」になります。

SKYコインは、マイルの期限が近くなった際に、コインに交換するといったように使われることが多いかもしれません。

そんなSKYコインですが、それだけではありません。

どんな貯め方・使い方ができるのか解説していきます。

ANA SKYコインとは

ANA SKYコイン(ANA スカイコイン)とは、ANA航空券やANAのツアー旅行の支払いに利用できる電子クーポンのことです。

ANA SKYコインとANAマイルの違いは、以下の表ようになります。

<ANA SKY コインとANAマイルの比較>

ANA SKY コイン ANAマイル
使い方 10コイン=10円単位で利用が可能

旅行商品・航空券・燃油サーチャージの支払いができる

5,000マイル以上から特典航空券に交換できる(ローシーズン)

今週のトクたびマイルなら3,000マイルからも可能

貯め方

・マイルをコインに交換する

・他社ポイントから交換する

・提携ショップのサービスの利用で貯める

・フライトで貯める

・提携ポイントを交換して貯める

有効期限 1年 3年
特徴

1マイルから交換が可能

10コインから利用ができる

ある程度まとまったマイル数でなければ使用できない

国内線特典航空券なら、5,000マイル以上は必要

1マイルの価値 1マイル=1円 1マイル=2円以上

 

ANA SKY コインの使い方・使い道

 

ANA SKYコインがどんなシチュエーションで使えるのか解説します。

ANA SKY コインが使えるところ

  • 国内線航空券
  • 国際線航空券(コードシェア便、乗り継ぎの国内航空券も可・他社便が含まれる航空券の購入は不可)
  • 燃油サーチャージの支払い ※1
  • ANAトラベラーズ(国内旅行ツアー/海外旅行ツアー)※2

※1燃油サーチャージの支払いは、特典航空券との併用は不可

※2ホテル・レンタカー・オプションは対象外

 

ANA SKY コインの利用ができる対象者

ANA SKY コインはを使える対象者にも制限があります。

  • 本人が旅行の代表者のとき
  • 本人の配偶者か2親等以内の家族が代表者の場合

ANA SKYコインで支払う人について、制限が設けられていますが、代表者以外の人は、友人・知人・恋人などが含まれていても構いません。

また、旅行に本人が参加せずに、他人にプレゼントする場合でも利用が可能です。

 

ANA SKY コインの有効期限

ANA SKY コインの有効期限は、交換日から12カ月後の末日までとなります。

マイルに比べて、短いので注意が必要です。

有効期限は「1年」と覚えておけば大丈夫です。

ANA SKY コインのキャンセル時の払い戻し

ANA SKY コインを使って、購入した航空券やツアーをキャンセルした場合は、払い戻しの手数料・取り消し手数料が差し引かれたうえで、SKYコインで返金されます。

ただし、払い戻しの時点で、SKYコインの有効期限が切れていた場合は、払い戻しされません。

 

ANA SKY コインの貯め方

ANA SKY コインの貯め方は、4つあります。

ANAマイルからの交換

保有しているANAマイルをANA SKY コインへ交換する方法です。

交換のレートは、ANA会員のステイタスランク、所有しているANAカードの種類、交換のマイル数によって定められています。

<会員ステイタス/ANAカードの種類による交換レート一覧>

ANAカードを持っていなくても、ANAマイルをANA SKYコインに交換可能ですが、ANAカード方がよりお得になります。

陸マイラー厳選!ANAマイル貯めるおすすめのANAカードとは?を読んでいただいて、選んでいただければ間違いないです。

他社ポイントからの交換

他社のポイントをSKYコインに交換することができます。

<他社ポイントからの交換一覧>

提携先 コイン交換比率
永久不滅ポイント 1P→4.5コイン
フォートラベルポイント 500P→50コイン
アプラス 1P→5コイン
エポスポイント 1P→1コイン
ヤマダポイント 1P→1コイン
nanacoポイント 500P→500コイン
Oki Dokiポイント 1P→3コイン
ダイナース

リワードポイント

ANAダイナースカード会員:1,000P→1,200コイン
それ以外:1,000P→400コイン
Gポイント 1P→1コイン
Pex 1,000P→100コイン
ネットマイル 200P→100コイン
ラブリィポイント 3,000P→3,000コイン
ベネポ 500P→500コイン
ライフカード 200P→900コイン
アメックスポイント ANAアメックス・アメックストラベラーのメンバーズシップ
1,000P→1,000コイン
それ以外
3,000P→1,000コイン

ANA SKYコインの貯まる提携ショップの利用

ANA SKYコインの貯まる提携ショップを利用すると、SKYコインが貯まります。

WOWや結婚式場などがあります。

SKYコインの貯まる提携ショップ一覧

ANA SKYコインの得する上手な使い方

使い方によっては特典航空券よりもお得

SKYコインは、基本的には、1マイル=1円だと思われますが、ANAカードを所有していると、ANAマイルからの交換レートが、最大1.7倍にまで引きあがることを説明しました。

これを利用すれば、メリットを出しやすくなります。

国内線の場合(羽田-那覇)

人気の東京-那覇を例にしてみます。

この日の最安値は、9,410円でした。

同じ日の同じ飛行機をマイルで予約した場合こちら↓

  • チケットの購入は、9,410円
  • ANA国内線特典航空券は、10,500マイル+410円

では、チケットの購入分をSKYコインで支払いをするとします。

仮に交換レートが1.5倍だったとすると、9,410÷1.5=6,273マイルで支払うことになります。

特典航空券の予約では、10,500マイルが必要となりますので、10,500-6,273=4,227マイル

マイルをSKYコインに購入したときの方が、4,227マイルも少ないマイルで沖縄へいくことができます。

また、特典航空券の場合は、搭乗分のマイルはもらえませんが、SKYコインでの購入分は、マイルがもらえます。

東京-沖縄でもらえるマイル数

このチケットであれば、738マイルがもらえ、ゴールドカード所有であれば、プラス184マイルがもらえます。

4,227マイル+922マイルで、5,149マイル

このケースであれば、マイルをSKYコインで購入した方が5,149マイルのお得になります。

国際線の場合(東京-ホノルル)

今度は、国際線でシュミレーションしてみます。

東京-ホノルル(ハワイ)です。

この日の最安値は、109,910円でした。

<東京-ホノルル チケットを購入する場合>

<東京-ホノルル マイルで行く場合>

  • チケットの購入は、109,910円
  • ANA国内線特典航空券は、40,000マイル+24,340円

では、チケットの購入分をSKYコインで支払いをするとします。

仮に交換レートが1.5倍だったとすると、109,910円÷1.5=73,273マイルで支払うことになります。

特典航空券の予約では、40,000マイルが必要となりますので、40,000-73,273=マイナス33,273マイル

すべてをマイルで支払おうとするとかなりマイルが必要になってしまいます。

そこで、こんな考え方はどうでしょう。

もし、作戦があるとすれば、40,000マイルを1.5倍でSKYコインに替えます。

40,000x1.5=60,000

チケットの購入代金109,910円-60,000=49,910円

マイルで購入24,340円-49,910円=25,570円

搭乗でもらえるマイル数は、1,436マイル

1,436マイルをSKY コインに替えると2,154円

25,570円-2,154円=23,416円

東京-ホノルル線は、予約が取りづらいことはありますが、こんな方法なら可能ではないでしょうか。

あくまで考え方ですが、今回のシュミレーションでは、23,000円ほどでホノルルまで行くことができます。

特典航空券の予約が難しいときは、あきらめる必要はありませんので、このような方法も検討してみてくださいね。

ANA SKYコインを使うのはこんなとき

ANA SKYコインを使う場面は、大きくは4つです。

ANAマイルの有効期限が迫っているとき

ひとつめは、ANAマイルの期限が迫っているときです。

ANAマイルの有効期限は3年ですが、SKYコインに交換すれば、SKYコインの有効期限1年に延長することができます。

特典航空券の予約が取れないとき

特典航空券は、予約が取りづらいことがあります。

夏休み・年末年始・春休み・GWなど。

また、上記にあげたハイシーズンでは、特典航空券の除外日が設定されていることがあります。

除外日は、航空券を購入することになるかと思いますが、先に解説させていただいた方法などを使う際に、SKYコインが活躍してくれます。

国内線プレミアムクラスのチケットを購入するとき

国内線のプレミアムクラスは、特典航空券での予約の対象となっていません。

特典航空券で予約した場合は、追加料金を支払って、プレミアムクラスに変更することができます。

ただし、変更は、出発の2日前からとなっていますので、プレミアムクラスに空席があればということになります。

遠距離を乗る場合で、快適に過ごしたいというときは、マイルをSKYコインに交換して購入することをおすすめします。

ANA上級会員を目指しているとき

ANAの上級会員を目指すのであれば、上級会員の条件に達するまで、飛行機に乗る必要があります。

マイルとはべつにプレミアムポイントというものを獲得することが条件です。

プレミアムポイントは、特典航空券での搭乗分では、カウントされませんので、チケットを購入して、搭乗することになります。

その場合に上級会員を目指している最中に貯まったマイルをSKYコインに交換していく方法もあります。

まとめ

ANA SKYコインは、ANAのウエブサイトで航空券やツアーの支払いに利用できる電子クーポンのことです。

1マイルから交換が可能で、10コイン単位で利用することができます。

基本的な使い方は、

マイルの有効期限が切れそうなとき

特典航空券の予約が取れないとき

特典航空券では予約できない国内線プレミアムクラスのチケットを購入したいとき

上級会員を目指しているとき

使い方によっては、特典航空券よりもお得な場合もありますので、SKYコインの利用もできることを知っておくといいですね。

次回は、ANAの上級会員制度について解説していきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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ライター紹介 ライター一覧

みぃ

みぃ

はじめまして。
マイルに夢中のみぃと申します。
2017年より陸マイラーデビューしました。
日常の生活は変えずに、マイルを意識しながら貯めています。
そんな私でも2年連続、夏休みのハワイ行きのチケットをゲットできています。
マイルは飛行機に乗らなくても貯めることができるんですよ。
ちょっとした工夫で貯めることができますので、貯め方のコツをご紹介させて頂きたいと思います。
みなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

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