ANAマイレージクラブの入会方法とは?ANAマイレージクラブとANAカードの違いを解説

ANAマイルを貯めるなら、ANAマイレージクラブに入会する必要があります。
入会するには、ANAマイレージクラブに入会の手続きをするのですが、一番最初にぶちあたるのが、会員カードの種類を選ぶことです。
ANAマイレージクラブの会員カードにはクレジットカード機能のあるものとないものがあります。
私自身が入会するときに、複雑でわかりづらい!と思いました。
入会するにあたって失敗しないためには、簡単に仕組みを理解する必要があります。
よりよい入会ができるようにそれぞれについて解説いたします。
第2回 ANAマイレージクラブの入会方法
今回は、ANAマイレージクラブ入門講座の第2回目になります。
前回は、ANAマイルについてざっくり解説しました。
もし、まだ第1回目を読んでなければ、「ANAマイレージクラブとは」を読んで頂くとより理解が深まります。
ANAマイレージクラブの会員カードには4つの種類がある
ANAマイレージクラブの会員カードには4つの種類があります。
会員カードの機能ごとに年会費の有無について、一覧表にしました。
クレジット機能 | 年会費 | |
①ANAマイレージクラブカード | なし | 無料 |
②ANAカード | VISA Master JCB AMEX | 有料 |
③ANAプリペイドカード | VISA JCB | 発行手数料有料 |
④ANAマイレージクラブデビットカード | VISA | 年会費発行手数料無料 |
①ANAマイレージクラブカード:クレジット機能なし→年会費無料
②ANAカード:クレジット機能あり→年会費有料
③ANAプリペイドカード:クレジット機能なし→発行手数料有料
④ANAマイレージクラブデビットカード:クレジット機能なし→年会費発行手数料無料
ANAマイレージクラブカードとANAカードの違いとは
ここでよくある質問のANAマイレージクラブカードとANAカードの違いについてもふれておきますね。
ANAマイレージクラブカードは入会金年会費無料のカードで、機能はマイルを貯められることです。
一方ANAカードは、ANAマイレージクラブカードにクレジットカードの機能が追加されたカードです。
ANAカードの機能はマイルを貯められることと、クレジットカード機能が一体化されているので、お買い物のお支払いにも利用できます。
見た目の差は、下の写真のようになっています。
カードそのもののデザインが異なるのはもちろんなのですが、ANAカードと定義されているものは、ANA CARDと表記されたものです。
右側がANA CARDと表記されていますね。
ANAマイレージクラブカードの選び方
いろいろと選べるのは嬉しいけれど迷ってしまいますね。
でも、選び方は難しくはありません。
あなたはどれに当てはまりますか?
- とりあえずANAマイレージクラブに入会したい
- ANAマイルをずぼらに貯めたい
- 家族みんなでANAマイルを貯めたい
とりあえずANAマイレージクラブに入会したい
①ANAマイレージクラブカード(入会金年会費無料)
このカードはこんな方におすすめです。
- とりあえず入会したい
- お金を使わずに始めたい
- 最近ANAの飛行機に乗った。→マイルを貯めてるか聞かれた→よくわからないけどとりあえず貯めてみようと思った
入会金年会費が無料ですので、とにかくANAマイルを貯めてみたい方にはおすすめです。
3のケースで旅行や飛行機の乗ったことをきっかけにマイルに興味をもつことはよくあるパターンだと思います。
ANAマイルは、搭乗した時にマイレージクラブに入会していないと貯められないというわけではなく、事後登録という手続きで貯めることも可能です。
事後登録は、搭乗後6ケ月以内に手続きをする必要があります。
どのカードがよいのか今後じっくり検討されたいという方も、とりあえずこちらに入会しておけば、マイルを貯め損ねたということもありません。
カードの形式
ANAマイレージクラブカードには、形態が2種類ありどちらかを選択することが出来ます。
- ANAマイレージクラブデジタルカード
- ANAマイレージクラブカード
ANAマイレージクラブデジタルカード
お持ちのスマートフォンにANAアプリをダウンードして、スマートフォン上に画面表示させることのできるカードです。
マイレージクラブの会員カードは送られてきません。
デザインはこちらになります。
向かって左がスマートフォン上のイメージ画像です。
ANAマイレージクラブカード
よくある携帯するタイプのカードになります。
最近ANAではデジタルカードを推奨しているように思いますが、私はこちらがおすすめです。
スマートフォンの場合、バッテリーが切れてしまったり、故障等で電源が入らなかったりすることも考えられるので、こちらが安心です。
また、入会した時にこのカードを発行してもらった場合でも、スマートフォンのアプリからデジタル会員証を表示させることも可能です。
ANAマイレージクラブカードまとめ
- 入会金年会費無料
- 入会に年齢制限はないので、子供や未成年におすすめ
- クレジット機能がないので、マイルは貯まりづらい
ANAマイルをずぼらにどんどん貯めたい
②ANAカード
ANAカードとは、ANAマイレージクラブの会員機能にクレジットカード機能がプラスされているものです。
ANAカードに申し込むと自動的にマイレージクラブに入会出来ます。
カードはこの画像のようになっていて、【クレジットカード番号】と【マイレージクラブ会員番号】が表記されています。
ちなみにマイレージクラブ会員番号は、お客様番号といいます。
年会費はかかるもののクレジットカード機能がついているので、日常のお買い物や光熱費・公共料金などの支払いをするだけでマイルが貯まるのが最大のメリット。
日常のお買い物の支払いを現金からクレジットカードにもしくは、他のカードからANAカードにするだけでマイルが貯まる大変優れモノのカードです。
ただし、ANAカードは現在全部で21種類あります。
あなたえら自身が自分にあったANAカードを選べるように、詳しく解説した記事を書いています。
よろしければ是非そちらも参考になさってください。
ANAカードまとめ
- 年会費がかかる
- 入会した時・継続した時・搭乗した時にボーナスマイルがもらえる
- クレジットカードを日常的に利用することでマイルが貯まりやすい
家族でマイルを貯めたい
①ANAマイレージカード+②ANAカードのコンビネーション
家族旅行で飛行機に乗ったり、お父さんは出張、お母さんとお子さん子で旅行など、家族別々で飛行機に乗ったとしても、ANAならファミリーマイル制度があるので、家族のマイルを合算して貯めること、もちろん使うこともできます。
マイルはひとりで貯めるよりも家族で貯めた方が、より貯まりやすく、何よりも特典航空券との交換への近道です!
こんな組み合わせで貯めるのがおすすめです。
- 大人 → ANAカード
- 子供 → ANAマイレージクラブカード
【重要】子供の年齢が18歳以上だった場合、ANAマイレージクラブカードでは、ファミリーマイル制度を利用することは出来ません。
ファミリーマイル制度の利用するには、18歳以上※の方は本人名義のANAカードを発行するか、家族カードを所有することで制度の利用が可能です。
※18歳以上(高校生は除きます。)
ANAプリペイドカード
③ANAプリペイドカード
ANAマイレージクラブの会員カードにプリペイドカード機能を追加したものです。
VISAとJCBから選択出来ます。
あらかじめチャージした金額の範囲内でVISAまたはJCBの加盟店で利用することが可能です。
公式サイトはこちらからANAプリペイドカード
特徴はこのようになってます。
- 年会費無料
- 入会の審査なし
- 15歳から利用が可能(申込者がANAカードの所有者の子供は満13歳から利用が可能)
- 1ケ月の利用金額1,000円につき5マイル→還元率0.5%
- 30万円までチャージが可能
ANAプリペイドカードまとめ
プリペイドカードはこんな方におすすめです。
- クレジットカードを所有できない年齢の満15歳から18歳の方
- お金の使いすぎを防ぎたい方
デメリットとしては、クレジットカードからのチャージは手数料無料ですが、コンビニ・インターネットバンキング・銀行ATMでは手数料がかかります。
ANAデビットカード
④ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード
VisaデビットとANAマイレージクラブと銀行のキャッシュカードの3つの機能がひとつになったカードです。
公式サイトはこちらからANAデビットカード
特徴はこのようになってます。
- 年会費・発行手数料無料
- 満15歳から申し込み可能(中学生除く)
- スルガ銀行の口座開設の必要あり
- 海外のATMからも現地通貨でお金を引き出せる
- 旅行傷害保険(国内・海外)の付帯 ただしカードで旅行代金を支払った場合に限る
まとめ:ANAマイレージクラブおすすめの入会方法
シチュエーション別におすすめがあります。
- まずは気軽に始めてみたい →①ANAマイレージクラブカード(入会金年会費無料)
- ずぼらにどんどん貯めたい→②ANAカード
- 家族で貯めたい→18歳以下※の子供がいる方は、①と②のコンビネーション
- 家族で貯めたい→18歳以上の子供がいる場合は、②ANAカード
※18歳は高校生は除きます。
特典航空券に交換する近道は、ズバリANAカードを所有するに他なりません。
ANAカードには、入会・継続・フライトボーナスなどの魅力的な特典もあります。
また細かいことを考えずに、ANAカードで支払うことを日常の生活に取り入れるだけでどんどん貯まるので、ずぼらに貯めたい方にもおすすめです。
ちなみに私は
- ANAマイレージクラブカードで入会(20年以上前)
- マイルを本格的に貯めようと思ってから②ANAカードを発行(5年前)
正直もっと早くにマイルの価値を知って貯めていられたら良かったなと思ったりもしています。
ANAマイレージクラブの会員証をANAマイレージクラブカード・デジタルカードにされる方は、下記の記事がおすすめです。
ANAカードに申込される方には、こちらの記事がおすすめです。
最後までお読み頂きありがとうございました。