【改悪】ANAマイラー御用達のTOKYUルートが閉鎖になる!新ルートについて解説と閉鎖までにやることのまとめ

2021年10月1日に「東急カード株式会社」からドットマネーからTOKYUポイントへの交換が終了となる旨、発表がありました。
これによりポイントサイトからドットマネーを経由し、ANAマイルへ交換するという陸マイラー御用達のTOKYUルートが封鎖になります。
シンプルで使い勝手のいいルートだっただけに残念ですが、代替えルートと封鎖までにやっておくべきことについて解説いたします
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ドットマネーからANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードへのポイント交換が終了
2021年10月1日に衝撃的なニュースが飛び込んできました。
ドットマネーからANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードへのポイント交換が終了となります。
東急株式会社からのリリースは以下の通りです。
お客様各位
日頃はTOKYU CARDおよび提携カードをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
ドットマネーからTOKYU POINTへの交換につきまして、昨今の情勢およびご利用状況を鑑み、
2022年4月1日(金)より対象カードを東急カード株式会社発行のTOKYU CARD ClubQ JMB(ゴールドカード含む)、 東急株式会社発行のTOKYU POINT CARD(現金ポイントカード)に変更させていただきます。
これに伴い、2022年3月31日(木)をもってJMB機能非付帯の各種TOKYU CARDおよびJAL・三菱UFJ銀行・ANA提携カードでの 交換受付を終了させていただきます。
なお、2022年3月31日(木)までに交換受付いただいたものの、入力内容の不備等で交換エラーとなった場合、いかなる理由においても再度交換受付 いたしかねますので、交換をご希望のお客様は、TOKYU POINT Webサービス登録内容をご確認のうえお早目のお申込みをお願いします。
2022年4月1日(金)よりドットマネー交換の対象外となるカード券種
- JMB機能非付帯の各種TOKYU CARD JALカード
- TOKYU POINT ClubQ スーパーICカード
- TOKYU POINT PASMO 「三菱UFJ-VISA」
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
東急株式会社からのリリースは、以上なのですが、2022年3月31日をもって、TOKYUルートが終了することになりました。
TOKYUルートとは
TOKYUルートとは、ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換するために使用するルートです。
ルートは以下のようになっており、各ポイントサイトからドットマネーを経由して、TOKYUポイントに交換をして、ANAマイルに移行します。
特徴としては、ポイントサイトのポイントを75%の交換率で交換できるところに、大変大きなメリットがあります。
<TOKYUルート概略図>
2022年4月1日以降の変更点について
<TOKYUルートの閉鎖図>
2022年4月1日からの変更点ですが、ドットマネーからTOKYUポイントへの交換ができなくなります。
TOKYUポイントからANAマイルへの交換は可能ですので、それを踏まえてやるべきことについて、お伝えします。
閉鎖が決定してやっておくべきこと
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを持っている方
すでにTOKYUルートを確保している人は、ポイントサイトのポイントすべてを3月31日までにTOKYUポイントに移行しておきましょう。
TOKYUポイントからANAマイルへの交換は、4月1日以降も交換は可能です。
ですので、TOKYUポイントまでの交換を済ませておけば75%でANAマイルに交換することが可能です。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを持っていない方
ANA TOKYUカードを保有していない人は、できればカードの申し込みをおすすめします。
カードの年会費は、初年度無料です。
下記の記事を参考に発行をオススメします。
今回の改悪は非常に残念ですが、TOKYUルートに交換率は劣るものの、代替えルートがありますので、それを利用して陸マイラー活動をつづけましょう。
私たちの夢は果てしなく続きます。めげずに頑張りましょうね。
TOKYUルートに代わるルートとは?
TOKYUルート(東急ルート)に代わるルートは2つあります。
・みずほルート
・nimocaルート(ニモカルート)
ふたつの交換ルートについて解説していきます。
ふたつのルートは、どちらもポイントサイトからANAマイルに交換する場合のレートは、70%となります。
ANAマイルへの交換レートは、いづれも70%と同様です。
それ以外に異なる点がありますので、みていきましょう。
みずほルート
<みずほルート概略図>
このルートを使えば、ポイントサイトのポイントを交換レート70%でANAマイルに交換することが可能です。
マイルへの交換に必要なもの
・みずほマイレージクラブカード/ANA
・JQ CARD セゾン
①みずほマイレージクラブカード/ANA
みずほマイレージクラブカード/ANAとは、UCカードとみずほ銀行が提携して発行しているクレジットカードです。
「ANAマイレージクラブカード」と「みずほマイレージクラブカード」のふたつの機能を兼ね備えたものです。
*画像はみずほ銀行より引用
みずほマイレージクラブカード/ANAの基本情報
年会費 | 無料 |
国際ブランド | Mastercard |
貯まるポイント | 永久不滅ポイント |
発行会社 | UCカード |
申し込み条件 | みずほ銀行に普通預金口座をお持ちの方 |
申し込みには、みずほ銀行の普通預金口座が必要です。
口座の開設は、「みずほマイレージクラブ/ANA」の申し込みと同時に行うが可能です。
通常の流れとして、永久不滅ポイントは、ANAマイルに交換することが可能です。通常であれば交換レートは50%となっています。
ですが、「みずほマイレージクラブカード/ANA」を所有している人だけは、永久不滅ポイントをANAマイルに70%のレートで交換することができます。
交換レート70%を確保するためには、必須のカードになります。
②JQ CARD セゾン
ポイントサイトから交換レート70%でポイントを移行するためには、「JQ CARD セゾン」カードも所有が必須です。
JQ CARD セゾンの基本情報
年会費 | 1,375円(税込) *1 |
国際ブランド | VISA/Master/JCB/AMEX |
貯まるポイント | JRQポイント |
提携先 | 九州旅客鉄道株式会社 |
ETCカード | 追加申込(無料) |
*1 年に1回以上のショッピングの利用で年会費が無料になります。
nimocaルート
nimocaルートも交換レートは70%です。
<nimocaルート概略図>
マイルへの交換に必要なもの
・ANA VISA nimocaカード
①ANA VISA nimocaカード
ポイントサイトから交換レート70%でポイントを移行するためには、「ANA VISA nimocaカード」の所有が必須です。
ANA VISA nimocaカードの基本情報
年会費 | 2,200円(税込)*826円(税込) |
国際ブランド | VISA |
貯まるポイント | Vポイント |
提携先 | 全日本空輸(株) ニモカ(株) |
申込対象 | 満18歳以上(高校生除く) |
*WEB明細の利用+マイ・ペイすリボの利用で割引あり
nimocaポイントに交換する際に必要なこと
みずほルートはクレジットカードが2枚必要なことに比べて、nimocaルートはクレジットカードが1枚ですので、シンプルかつ効率的にみえます。
ですが、ポイントを交換するためには、専用の機械での操作が必要となるという状況があります。
ポイントの交換機の設置場所は、九州各地と北海道にあります。
nimocaのポイント交換機の設置場所
- 福岡
- 佐賀
- 長崎
- 大分
- 熊本
- 宮崎
- 山口
- 函館
みずほルートとnimocaルートの比較
ここまで、みずほルートとnimocaルートについて、解説してきました。
ふたつのルートを対比で比較した表が以下になります。
みずほルート | nimocaルート | |
交換レート | 70% | 70% |
ポイント交換の手段 | Webで手続き | 交換機で操作 |
交換に必要なもの | クレジットカード2枚 | クレジットカード1枚 |
対象となる人 | 日本国内の居住地問わず万人向け | 九州・函館で交換機の操作ができる人 |
みずほルートは、どこにお住まいの方でも、Web操作で手続きが完結しますので、万人向けのルートです。
nimocaルートは、ポイント交換機での手続きが必要となりますので、九州・北海道の交換機あるエリアにお住まいもしくは訪れる機会のある方に限定されてきます。
今後、TOKYUルートに代わるメインのルートはみずほルートになると思います。
陸マイラーに重要なこと
ANAマイルをためる陸マイラーには、不利な条件になりますが、今後もマイルを貯めるのに大切なことは、
- クレジットカードの決済で貯めるショッピングマイル
- クレジットカードの入会キャンペーンで貯めるボーナスマイル
このあたりも非常に重要な役割を果たすことになると思います。
うまく活用して、大量のマイルを貯めていきましょう。
TOKYUルートの閉鎖でANA陸マイラーがやっておくべきこと
ポイントサイトのポイントをTOKYUポイントへ移行しておく
2022年4月1日以降に閉鎖されるのは、ドットマネーからTOKYUポイントへ交換する部分のみです。
TOKYUポイントからANAマイルには、今まで通り交換レート75%で交換することができます。
「ドットマネー」から「TOKYUポイント」への交換は、「月100,000ポイントまで」という制限があります。
ポイントの交換は、3月末までに完了が必須ですので、2月末くらいをメドに完了しておくことをおすすめします。
みずほルートに必要なクレジットカードを発行しておく
先に解説いたしましたが、みずほルート開通のためには、クレジットカードが2枚必要となります。
<みずほルート開通のために必要なクレジットカード>
-
- みずほマイレージクラブカード/ANA
- JQ CARD セゾン
TOKYUルートに代わるルートまとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、ポイントサイトのポイントをANAマイルに移行するためのTOKYUルートの閉鎖について、お伝えしました。
TOKYUポイントへの交換期限は、2022年3月31日までに完了が必要です。
TOKYUルートは、シンプルで使い勝手が良かっただけに非常に残念なニュースになりました。
でも悲しんでばかりはいられません。
新たなルート「みずほルート」と「nimokaルート(ニモカルート)」がありますので、そのルートを活用して、マイルを貯めていきましょう。
万人向けのみずほルートがおすすめです。(特に九州・北海道にお住まいでない方には)
マイルは貯めることが目的ではありません。
マイルを使うその時のことを想ってみましょう。
世界は近い!それがマイルです。
マイルを貯めて大好きなハワイへ行きました。
よろしければご参考になさってください。